製造方法は企業秘密なので詳しく説明することはできませんが、当社の中国工場での工程を少しお見せいたします。
瑪瑙(めのう)の原石。
外見からは良い瑪瑙かどうかは判断できません。
左の写真が原料の瑪瑙です。
瑪瑙にはいろいろな色のものがありますが、小盧天珠に使われるのは白く透き通った質の良い瑪瑙だけです。
赤い線で囲ってあるのが天珠に加工できる(使用できる)部分です。写真上の瑪瑙は中心部分が白く濁ってしまっているので使えません。
材料の瑪瑙に天珠として使える部分をひとつひとつ鉛筆で印を付けていきます。
瑪瑙から天珠の形に切り出します。
下は切り出しただけなのでまだ、断面は四角です。
上はそれぞれの形に研磨されて天珠の形になっています。
これは工場の石捨て場。
質の良い瑪瑙は大変少ないので大部分の瑪瑙が使われずに捨てられてしまいます。
ここには、加工の途中で割れてしまったもの、焼き入れがうまく出来なかった等の不良品も捨てられています。
瑪瑙の原石から天珠の大きさに切り出しています。
切り出した瑪瑙を丸く整形して、穴を開けます。
一つ一つ手作業で天珠に紋様を丁寧に薬品を塗り込みます。特に手先の器用な女性が選ばれ、作業しています。(この作業は企業秘密なためお見せできません)
焼き入れの後、研磨します。
研磨された天珠。
この後、ひとつひとつ検査されランクが決まり、製品として出荷されます。